Ubuntu 22.04 から XServer に ssh 接続する環境を構築した。
ssh 接続の設定
XServer への ssh 接続については、Web UI から鍵生成する方法もあるようだったが、いつも通り、自分で生成することにした。
鍵は暗号強度が高く、パフォーマンスの良い ed25519 を使用することにした。
$ mkdir -p ~/.ssh
$ chmod 700 ~/.ssh
$ cd ~/.ssh
$ ssh-keygen -t ed25519 -C ed25519_xserv -f id_ed25519_xserv
Web UI で SSH 設定を ON にして、生成された id_ed25519_xserv.pub の中身を登録する。
(公開鍵見えていますが、記事用の鍵です。)
$ cat id_ed25519_xserv.pub
ssh-ed25519 AAAAC3NzaC1lZDI1NTE5AAAAIJBDRZwFXzDtcmPAT3UEq5CHJCDWMXzqTNJ3eOnbxyEQ ed25519_xserv

コンソールから、ssh 接続確認
ssh -l xs620615 -p 10022 -i ~/.ssh/id_ed25519_xserv xs620615.xsrv.jp
config を設定して、接続を簡単に
.ssh/config にポート番号やホスト名を記述して、ssh xserv で繋がるように設定
Host xserv
User xs620615
Hostname xs620615.xsrv.jp
Port 10022
IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519_xserv
動作確認
ssh xserv
コマンドでサーバ上のファイル取得
scp で適当なディレクトリの取得テスト
scp -r xserv:./Maildir ./
rsync でディレクトリの取得テスト
rsync -av xserv:./it-notebox.com/ ./it-notebox.com
FileZilla の設定
GUI でもファイル操作できるように、FileZilla をインストール。
GUI クライアントを一通り使ってみたが、Windows でも使っていたこれが、やっぱり良さそうだった。
インストール
# apt install filezilla
起動して、サイトマネージャにホストを登録する。
(FileZilla は .ssh/config を見ないため、全部入力する必要がある。)
プロトコルは、SFTP を選択
鍵ファイルは、.ssh/id_ed25519_xserv を入力して OK を押すと、変換を促されるので、変換して保存したものを指定する。
